私の教室では、発達障がいのお子様も通われています。
純真な心で、音楽を楽しむ姿には、私も毎回毎回、心が癒されます。
先週は、入会して初めて私に生徒ちゃんから質問がありました。
「ここから、落ちたらどうなる・・・?」
ピアノの椅子から落ちたらどうなるのでした。
「う~ん!痛い痛いになっちゃうね」
しばらくするとまた 「ここから、落ちたらどうなる・・・?」
ピアノで救急車の「ピポピポ」の音を出したら、瞳がキラキラして来ました。
しばらくするとまた 「ここから、落ちたらどうなる・・・?」
「先生が落ちたらどうする??」と逆に聞いてみました。
「真っ赤になっちゃう・・・」 そうか・・・流血してしまうとしっかり答えてくれたんだね。
私は、かつて特別支援学級の音楽を教えていたことを思い出し、 懐かしいなんとも言えない気持ちになりました。
この、やり取りが楽しいのです。
そして、このやり取りが出来る様になったら前進なのです。
ピアノもレパートリーが増え、1本指奏法から2本指が使えるようになりました。
音楽のレッスンを通して沢山の可能性を開花しています。
何より、楽しくレッスンが出来ますよ。